新人教育に感じたプレッシャー

今の職場には、中途採用者として私より経験豊富な人たちが入ってきます。
けれど、いざ一緒に働いてみると「経験者だから大丈夫」とはならない。
やはり外来の仕事は、その病院ごとのルールや独特の流れがあるからです。
これまでの外来では、明確な指導方針というものがありませんでした。
「そのとき担当した看護師が教える」というスタイル。
だから、誰がどこまで理解しているのか不明瞭なまま時間が過ぎ、気づけば辞めていく――そんな繰り返しでした。
今回、中途採用者が3人入ることが決まったとき、私は考えました。
「外来看護師の業務って、結局どんな項目で構成されているんだろう?」と。
そこで、自分なりに業務をピックアップし、チェックリストのようにして指導を始めました。
すると、人によって感じ方や自己評価が全然違うことが可視化されました。
「あの人は自信があるように見えて実は理解が浅い」とか、
「この人は不安そうだけど、意外と実践はできている」とか。
情報が見えるようになったことで、他の職員とも共有しやすくなり、私としてはやって良かったと思えました。
ただ、問題もあります。
他のスタッフは「評価のとき」しか見ないので、普段どんな指導をしているのかまでは把握しようとしない。
そのせいで「じゃあ、何を教えればいいのか?」という視点が職場全体で欠けてしまう。
さらに、指導を受けている人も「積極的に自己学習する」という姿勢が薄い。
どうしても受け身になりがちで、結局、伸びていくスピードに差が出てしまうのです。
運用はまだまだ難しい。
正直、これは私ひとりがどうにかできる問題ではありません。
そして、私は辞めていく身。
これ以上深く考えることも、システムを整えることも、もうできない。
だから今は「できる範囲で」「残りの期間だけ」と割り切るしかないな、と思っています(笑)。
教育のプレッシャーからも、少しずつ解放されていきたい。
残り 72日。
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