🛌100日後に辞める看護師|【44日目】

退職を意識したきっかけ

実は、退職を意識したのは入職してから数カ月後のことでした。

最初はパートで働いていて、「もう少し収入を増やしたい」と思い、フルタイムに切り替えたタイミング。
そのとき、先輩看護師にこう言われたんです。

「フルタイムになったら驚くほど給料もらえるよ!」

その言葉にワクワクしながら給料明細を開くと――
そこにあったのは「手取り129,682円」。

思わず二度見しました。

「……驚くほど、もらえないやつ?」って(笑)


ここで食べていけるのか?という不安

その瞬間、心の中でひとつの決意が生まれました。

「契約期間が終わったら、ここは辞めよう。」

当時は看護師になったばかり。
家計も厳しく、生活を支えるために働いていました。
だけど、フルタイムでこの金額じゃ到底やっていけない。


外来看護師の給与の現実

今の職場は外来勤務。
夜勤がない分、手当もない。
それなのに業務量は多く、責任も重い。

それでも「外来は楽でいいね」と言われることがある。
でも実際は、時間に追われる・クレーム対応・多重業務の三拍子。
そして、その努力は給料にまったく反映されない。


医療業界の限界

看護師の給与は「診療報酬」で決まる世界。
患者数・病院規模・診療内容で点数が決まり、
その枠の中でしか給料を出せない。

つまり、いくら頑張っても利益の天井が決まっている。
自由診療や自費検査を増やさない限り、給料が上がる見込みはほとんどない。

医療業界の構造そのものが、看護師を疲弊させているのかもしれません。


まとめ

あの日の明細書を見た瞬間、
「現実」を突きつけられました。

好きで選んだ仕事だけど、
生活を守るためには違う道も考えなきゃいけない。

退職を意識したのは、
夢を諦めたからではなく――
“現実を生きるため”に必要な選択でした。

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