🩺 命の重さと、突然の別れ

今日は、忘れられない一日になった。
ある患者さんが、ほんの数時間前まで冗談を言っていたのに――その数時間後、亡くなった。
検査の数値を見れば、確かに体の中では異変が起きていた。
でも、本人は「サンキューベリーマッチ」なんて笑いながら話していたし、
スタッフの手を握って感謝を伝えるほど、意識もはっきりしていた。
歩く姿も見ていたから、まさかその数時間後に命が途切れるなんて、
誰も思っていなかった。
診断は多臓器不全。
医療的には説明がつくことでも、
心の中では全く整理がつかない。
会議が終わって外来に帰っていると、病棟のアラーム音が気になった。
「何かあったのかな」と思いながらも、いつものことだろうと思っていた。
でも、あの音が――**“その瞬間”**だったなんて。
医療現場は、いつも「生」と「死」の境界線にいる。
慣れることなんてない。
むしろ、慣れてはいけない場所だと思う。
だからこそ、こういう急な別れのたびに怖くなる。
命って、こんなにもあっけなく終わってしまうのかと。
患者さんが生きていた時間、
笑っていた声、
あの「ありがとう」という言葉――
全部が数時間後には思い出になってしまう。
その現実を前にすると、
なんだか心の中が空っぽになる。
これが「虚無感」って言うんだと思う。
でも、この気持ちを感じられるうちは、
まだ「人間」でいられてる。
看護師として、医療者として、
その“痛み”を忘れずにいたい。
💬 今日の気づき
命に向き合う仕事は、怖い。
でも、その怖さが、私たちを優しくしてくれる。
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